お酒紀行blog

いままでいったいろんな酒場のことや音のことなども書いております

おうち

お酒の回想ででてきたのが家でおきた忘れれない感覚。

 

百貨店の売り子をしていた頃、日本で大はやりのボジョレーヌーボーの在庫処分イベントコーナーに立った数日。たしか4月頃かな。ボジョレーが11月だから半年後位。

 

そこにあったのが前から気になっていた ビオディナミ製法で作られたボジョレーヌーボービオディナミとは、ぐぐれば出てきますが、、おおまかにいうと占星術を生かした農法でつくったビオワイン。

 

まあ、ほな、半額だし、と、フランスのビオディナミの先駆者とも言われる方のワイナリーのワインを購入し、

その頃ハマりにハマっていた フィッシュマンズのラストライブのDVDをみながら飲んでみる。

 


Fishmans MELODY

 

ぽんどんぱーん!気がついたらぶっとんで記憶なく眠ってた。

そして起きたらこのうえなく心地よい。。。

まずはワイン、これ、すごかった。新酒から半年、、これ逃したら酢になってたであろうギリギリライン。そして自然の色々凝縮さ。エネルギーたまらん。

 

音、、、、、、、は、この音源、いまいるところと違う次元。

ここじゃない。このライブ、生で見てたらもう、倒れてると思う。

<この音源、初めて聞いたのはタイに住んでた頃、一時帰国で日本戻ったとき、雑貨屋に入ると聞こえてきた音が、、これずっときくとダメだ!と咄嗟に店を飛び出て、いまかかってたの何!!と友達にきけば、フィッシュマンズのラストライブちゃう?と教えてもらい、こんなん聴かれへん。。。と避けてたけど、その後日本に本帰国してから少し聴いたら、聴きたくなっていてもたってもいられなくなってCDとDVDをネットで即買←これが初めての音源ダウンロード書いともなりました>

 

ワインはそのときにビオディナミにはまった。

 

数年後パリにいったとき、デパートのワインコーナーにいくと、、、

僕やろ~僕を買えよ~僕、すごいんやで~となんかオーラを出してる濁ったワインが、、、、はいよ!と手に取り、レジに持っていき、

<ね?これ ビオワインかな?>とレジの人に訊くと、

<そうよ~~これはよいワイナリーのビオディナミよ~>との返事。

いやあ、、、これも美味しかった。

あとで調べると フランスとドイツの国境 アルザスにあるワイナリーのでした。

星とか月とか、土とか、、、そういうの。がっこん! と入ってきます。

 

音とね、空間とね、すべてが一致するとそれはもう。。。一生ものの感覚です。

と言いたかったお話の今夜です。